2020年01月01日

アダプトゲンとは

アダプトゲンとは、不安感、トラウマ、肉体疲労など、
ストレスに対する抵抗力を高める働きを持つ天然のハーブです。
免疫の働きを補助して、本来持つ自然治癒力を高めます。
どのアダプトゲンも抗酸化物質を含んでいますが、
抗酸化物質を含んでいるものがアダプトゲンということではありません。

日本や中国の漢方、インドのアーユルヴェーダ、インディアンハーブなど、
アジアとネイティブアメリカンには数千年の昔から取り入れられていた薬草学です。
それらの有効性が現代科学によって証明されるようになったのが1940年代のことです。
アダプトゲンという名称はロシアのニコライ・ラザレフ博士により付けられたものです。

アダプトゲンの定義は、

・服用者に無害(通常の使用量)。
・物理的、科学的、精神的と様々なストレスに対する抵抗力を高める働き。
・全体的な身体の働きを正常にする。


となっています。
つまりアダプトゲンとは服用することの安全性が高く、
特定の対象ではないストレス全般への抵抗力を高め、
本来身体が持っている自然治癒力に働きかけるハーブです。

アダプトゲン一覧
セント・ジョーンズ・ワート
イワベンケイ(ロディオラ・ロゼア)
ホーリーバジル(トゥルシー)
バコパ(オトメアゼナ)
アシュワガンダ
マカ
冬虫夏草
リコリス(スペイン甘草)
エゾウコギ
ゴツコラ(ツボクサ)
シサンドラ(朝鮮五味子)
霊芝(レイシ)
シラジット
御種人参(高麗人参)
アマチャヅル(ジャイオグラン)


(高麗人参とリコリスは薬剤との併用を避けてください)
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2017年01月13日

駆風解毒散(くふうげどくさん)

中国医学書の古典「万病回春」に記載されている処方です。
体力の上下関係なく、万人向きの漢方薬です。
「甘草」「桔梗」「羌活」「荊芥」
「牛蒡子」「石膏」「防風」「連翹」
の8種からなる漢方方剤です。

「甘草」とはマメ科の植物の根です。
漢方のなかでも基本的な薬草で、様々な漢方薬に配合されています。
喉の痛み、咳止めに利用されるほか、美白作用など化粧品にも用いられています。

「桔梗」とはキキョウ科の多年性草本植物の根です。
痰、咳、痛み止め、鎮静、熱を下げるために用います。
サポニンを多く含みます。

「羌活」とはセリ科の植物シシウドの根茎です。
解熱作用、抗菌作用、鎮痛作用。

「荊芥」とはシソ科の一年草の花穂です。
発汗作用、解熱作用、止血作用、鎮痛作用。
風邪、腫れ物に用いられます。

「牛蒡子」とはゴボウの種です。
血糖降下、血管拡張、利尿作用、瀉下作用。
風邪、咽頭炎などに用いられます。

「石膏」とは天然の含水硫酸カルシウムを主とする鉱物です。
清涼解熱作用、利尿作用、鎮静作用。
高熱や口の渇きなどに用いられます。

「防風」とはセリ科の多年生植物の根茎です。
発汗作用、解熱作用、鎮痛作用、鎮痙作用。
関節痛、偏頭痛、目の充血などに用いられます。

「連翹」とはモクセイ科レンギョウの果実です。
解熱作用、消炎作用、利尿作用、排膿作用。
強い抗菌作用があります。

・のどの痛みのある風邪
・扁桃炎
・扁桃周囲炎


などに用いられます。
喉の痛みに、うがいをする感覚で、
ゆっくりと飲むのが良いとされています。
posted by relax at 14:58| 風邪のための漢方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする